|
|
|
|
|
|
◆本日の混泳
本日の混泳風景です。先日デジカメを新しくしたので今までの動画より数段綺麗に映りますが、その分ファイルサイズが大きいのでかなり重いと思います。ご容赦下さい。お時間のある方は是非覘いてみて下さい。<約1分間>
|
|
|
|
|
|
◆微妙な変化
最近魚の状態がイマイチ良くないと思っていたらパウダーブルーに白点数個が...水換えをしようと思っていた矢先の出来事でした。わが家の場合、水換えサイクルは3週間が限界のようです。餌の量、それに伴う排泄物、魚の数が多くどんどん大きくなっているので尚更そう感じます。今後の対策をじっくり考えたいと思います。
今回は白点病治療をまだ行っておりません。
現在パウダーブルー以外目視出来る魚はおりませんし、水換えしたらほとんど目視出来なくなってしまいました。もっとも今までに白点病治療を何度となく行って来ましたが、小さいときにマクロススに白点が目視出来た位でその後もヤッコに目視出来た事はありません。パウダーブルー、ナンヨウハギが目視出来、他の魚達も岩に体を擦り付けはじめた時に治療を開始します。今回は体を擦り付ける魚もまだいないので静観している状況です。今までと発病の仕方が異なるのでもしかしたら自然治癒の可能性もあります。(そう上手くは行かないかも知れませんが...)
やはりわが家の場合、餌の与える量が半端ではないので
水の汚れが早く見た目では全然わかりませんが、魚の動き、餌食いを日々観察していると大体わかります。パッサーも口元におできが出来てからは状態が完全ではなく餌はきちんと食べておりますが、どことなく状態が思わしくありません。これは毎日観察しているキーパーでないとわからないほどの小さな変化だと思います。
魚を毎日観察していて突然状態が急変する事はあまりないと思います。(突発的な事故を除く)何かしらの小さな変化があります。その変化を見極められるか、見逃してしまうかの違いです。時間がある時にじっと観察しているとその小さな変化に気づきます。数分間の観察だけではわからない事でしょう。最初は遠目で全体を眺めてから(動きが悪い魚がいた場合にはすぐに目に付きます)必ず水槽に顔がぶつかるほど近づき観察する事も怠りません。このときに体表、目、ヒレなどの観察をしっかり行いましょう。目やヒレが濁っていたら要注意です。わが家の場合はパウダーブルー、ナンヨウハギは白点病の発病の兆候の指針になっております。この2匹をマークする事で比較的兆候が早くつかめます。今回目視出来るようになる数日前から兆候が感じられました。極小さな変化です。
パッサーも今は普通に見えますが、今後の病状の悪化により取り返しの付かない事になりかなません。この魚もやはり水質変化には比較的敏感な魚に感じられます。水換えをしたら状態が少し良くなったようです。動きが機敏でケンカも比較的強いので丈夫そうに見えますが、水質悪化には注意が必要です。
いろいろな種類の魚を飼育してみると自分の水槽に対する相性もある気がします。もちろん同じ種類の魚でも状態次第でまったく違う魚に思えるほど動きも餌食いも異なるものです。飼育をはじめた頃は当たり外れなどとは言いたくはないのですが、そう感じる事さえありました。
また話がそれてしまいましたが、水質測定した数値的な部分も目安になりますが、
生体そのものの状態を見極めながら飼育管理する事も大切な事だと思います。わずかな変化を感じ取ることはとても大切な事です。愛情をもって日々の観察を怠らなければ誰にでも出来る事だと思います。
|
|
|
|
|
◆隠れ家は必要?
大型ヤッコなどの魚水槽に何も入れなくても良い、サンゴ岩等は特に必要ないと言う話しを伺う事もありますが、個人的には入れる事に重要性を感じております。その事は魚達の日々の行動を観察していると尚更そう思います。
具体的にどういう事かと申しますと、一見魚達は自由に水槽内を泳ぎまわっている様に見えますが、個々の隠れ家を中心に行動しておりますし、居場所も大体決まっている場合が多いと思います。ここまでは何も入っていない水槽でもそれぞれのポジションがあるので同じ事ですが、サンゴ岩等をレイアウトする事で余計なケンカ、虐めを緩和する事が出来ると思います。日中は隠れ家から出入りしておりますし、夜もそこで寝ます。お互い隠れ家にいる間はケンカにもなりません。無駄な鉢合わせも当然少なくなります。いざと言う時も真っ先にそこに逃げ込みます。何より自分の隠れ家がある事により魚達が落ち着くようです。
また、同じ岩をレイアウトするにもレイアウトの仕方によって魚達の居場所に数匹分の差が出ます。(わが家の場合)これについては同じレイアウトがどれ一つとないので説明が大変難しいのですが、簡単に解かり易く言うと塩ビパイプの中が見えるように水槽正面に向かって沢山底に並べ更に積み上げるような感じです。ショップで小型魚などで実際にそうされている所もありますよね。あんな感じです。入口出口が一つの管を多数並べる感覚です。数箇所から出入り出来ると強い固体に追い出され易くなるようです。
それに伴い隠れ家の幅も狭すぎると魚が入るのが大変になりますし、広すぎると落ち着かないので隠れない事になります。レイアウトをいろいろ試してみると飼育魚に対する適切なスペースがわかると思います。意外な所を好んで隠れたり、上手く出来たと思っても魚達にはそうでもないようだ?など創意工夫が必要な場合も多々あります。
混泳が上手く行っている時にはレイアウトは変えない方が良いでしょう。下手にいじった事によりそれまで保てていたパワーバランスが崩れた事もありました。大型ヤッコの混泳(大型ヤッコだけではないのですが...)は微妙なパワーバランスのもとに成立っております。ツボ等を入れる事も効果的な方法の一つだと思います。
ただ、レイアウトをいくら複雑にしてもはじき出される個体も時にはおります。その場合は強い固体を隔離する、もしくは仕切るなりしないと収拾が付かない事もあります。そうならないようにする為にもサイズ的に同じような個体を揃え力を拮抗させ少しの期間の隔離(仕切り)で混泳が上手く行くような工夫はしております。明らかにサイズが違う場合は相手にもなりませんが、中途半端なサイズ差は弱い固体が突き殺されかねません。(ただ混泳させてみない事にはわからない所が辛い所であります。)一般的に弱いと言われている種類をやや大きめにし1〜2センチ程度の差が個人的には良いと思っております。ただ、後から入れる個体が力関係では不利になるのでサイズ的にも大きくなりがちではあります。
ホンソメは1年2ヶ月程になりましたが、夜は岩の穴の中に隠れて出てきません。休んでいます。これもある意味では隠れ家がある事により休息出来るので魚の為には良い事だと思います。
レイアウトの話から少しそれましたが、いずれにしましても、レイアウトを工夫し上手く隠れ家を作ってやる事によりケンカ、虐めを少なくし、混泳も少しは楽になると思います。魚を落ち着かせストレスを軽減させる事も出来ると思います。ただ水槽内を複雑にしすぎるとメンテナンス(コケ掃除)の問題がありますので、掃除しやすいように側面は四方、手が入る程度の隙間は空けております。それと当然水槽の底に排泄物が溜まるので底に付く岩の面積は少なく工夫し岩の下に溜まりづらいようにはしております。このレイアウト一つとってみても個々の考え方も異なりますし、良い悪いは一概に言えない部分もあろうかと思います。海水魚飼育は奥が深いですね。
|
|
|
|
|
◆ろ過槽
海水魚飼育の心臓部がこのろ過槽、ここが一番肝心な部分の一つです。頻繁に手入れしている訳ではありませんが,ウールBOXに物理的な汚れが溜まるのでろ材はとても綺麗なままです。ウールはよく洗い再利用しますので滅多に新品には交換しておりません。今までの経験からも頻繁に新品にする必要など感じません。私の場合は板状のウールの方が使い勝手がいいと思ってそれを使用しております。ウールBOXはぎっしり敷き詰めてありますので2週間程で目詰まりする状況になります。その為、月に2〜3回の掃除が必要になります。ろ材は半年に一度、捨てる海水で軽くすすぐ程度です。見た目は新品のサンゴ砂とそれ程変わらない状態です。
ろ材のサンゴ砂の使用量は目一杯入れてあります。もしかしたらこの半分でも十分機能するかも知れません。その分水量を多くする事も一つの方法だと思います。10人アクアリストがいるとして魚も多く入れ現在の2倍の水槽にするとしたら、ろ材の量はどうしますか?と聞いたとしたら現在よりも「多くする」と答える方がほとんどだと思います。自分も当然そうします。難しい話は抜きにして、それならろ材は少ないよりも多い方が良いのではないでしょうか?今より大きいろ過槽にスペースを気にせず簡単に取替え出来るならほとんどのアクアリストはそうするはずです。デメリットはメンテナンスが大変な事位だと思います。
またろ過が効率よく行われている事も大切な事だと思います。要するにろ過槽の機能していない無駄なスペースがないと一番よいのだと思います。だたこれについては水が勢い良く流れる所とそうでない所が出来て初めて上手く機能するなどの話しもあり難しい事はよくわかりませんが、嫌気層と好気層と言う意味でしょうか。実際には当然均等に満遍なくろ材を水が通る事などあり得ないと思いますので自然にそのような部分が出来ると思いますし当然人為的に作る事も可能でしょう。
万が一何かでろ過能力が落ちたときには余力が十分にそれを補います。ギリギリのろ材で管理するよりも余裕があった方がよいのではないかと思います。わが家の場合はこれから魚がどんどん大きくなりますが、それに見合うだけのろ過能力は十分に備えていると思っております。ただ状態を維持するだけではほどんど成長しません(特にチョウチョウ)。ふんだんに餌を与え水を早めに交換しメンテナンスを怠らずにする事でどんどん健康的に大きく育ちます。そうする事に自信がない場合は魚を少なくして飼育する方法がいいでしょう。数匹の魚の飼育ではたまたま上手く行く場合がありますが、(今考えると以前はたまたま上手く飼育出来ていましたが病気治療は出来ませんでした。)多くの魚を飼育する場合はたまたまでは到底飼育が出来ません。ほぼ確実な白点病治療、水質管理は欠かせません。水質管理はろ材の管理と水換えと言う事になります。 |
|
|
|
|
◆マクロスス混泳再開
数日前に海草水槽を撤去しました。それに伴い隔離していた問題児(魚)のマクロススを本水槽に移し再び混泳を再開しました。当初は1ケ月ほどの期間を予定しておりましたが、マクロスス一匹だけだと警戒心がとても強く、水槽の横を通るだけで隅っこにヘバリ付いている状態でした。クリスルスのトリートメント時はそんな事はなく近くに寄ってきておりました。この状態を続ける事は好ましい事ではないので予定より早く安心?出来る所に帰してやりました。
やはりマクロスス、アズファーなどはかなり神経質な魚ですね。性格が似ている割には成長速度は対照的に異なるので???この辺は不思議ですね。はじめて見た時は双方の区別が付きませんでした。今見ると全然違う魚ですけどね。(でも確かに似ていますね?矛盾?)
今回は20日程隔離しました。本水槽に移し4日経過した本日までは多少の小競り合いはあるものの混泳は比較的上手く行っているようです。以前はパッサーが他に比べサイズが大きかったので圧倒的な立場でしたが、最近はクリスルス、マクロスス、タテキンと同じようなサイズの魚が多くなったせいでどんぐりの背比べになりつつあります。ボスのクィーンだけは相変わらず別格であります。
現在大型ヤッコの中でブルーフェイスが一番弱い立場ですが、最近は懸念材料だったパッサーに虐められなくなりつつあるので餌食いが良くなって来ました。ここは餌を食い込ませてひと回り大きく出来れば理想的なのですが、なかなか難しいと思います。
それとパッサーの口元におできが出来て最近少し大きくなって来ました。餌は食べれるので今は大丈夫ですが、今後が少し心配です。原因は細菌性のものなのか?内臓に障害があるのか?よく判りません。いかりや○介のようであります。
いずれにしても混泳状態は今の所、比較的良い状態なので今後も維持する事が目標ですが、こればかりは???
そう言えば話は180度変わりますが、先日のマリンアクアリストに150センチ水槽でヤッコ、チョウチョウを中心に乱舞させているアクアリストが掲載されておりました。あれは凄いの一言ですね。150センチ水槽だけでざっと30匹前後だと思います。しかもクラリオンなどなど・・・高価な魚が乱舞・・・凄いですね。あんな光景夢に出て来そうです。比較になりませんな。あのろ過槽みて思ったのはシステム、ろ材の使用量など180センチ水槽で大型ヤッコを長期に飼育されている方と同じようなシステムだと思いました。なるほどですね。海水魚飼育はオーソドックスなウエットろ過で飼育されている方が多いですね。(間違いない)参考になります。あのような方がHP立ち上げて飼育ノウハウ掲載してくれたらいいんですがね...チョウチョウが多いのであそこまでにするには相当大変な事だと思います。もう脱帽、お手上げ状態です。恐れ入りました。
|
|
|
|
|
◆わが家の水槽システムについて
一口にオーバーフローシステムと言ってもろ過の方法、システムの組合せ内容などいろいろあります。わが家の場合はオーバーフロー2重管の単層式のウエットろ過システムです。3重管にも出来ますが、2重管にしているのには訳があります。システム図をご覧頂ければわかるように水槽に向かって右の2本の管から水が入り左のパイプから水が下に落ちます。水の流れは右から左に自然に流れます。水流の方向も手動ではありますが、好きなように変更可能です。
この事から3重管に比べ水の流れが極めて合理的、効果的によどみなく右から左に流れます。この状態にするには3重管ではかなり難しいのが現状だと思います。その為、水流用のポンプを水槽内に別に設置して水槽内がゴチャゴチャになる事もありません。ポンプ設置による温度上昇もありません。唯一、背面にパイプが見えるのが難点ですが、背面の配管を上手く覆ってしまえば給水口しか見えなくする事も可能です。
生体の飼育では海水魚、無脊椎に係わらず、常によどみなくろ過された綺麗な水を循環させる事が大切と言えます。
また海水魚飼育にウエットろ過は最適なシステムの一つだと思います。小型水槽では魚のみ飼育の場合は特別な装置(殺菌灯やプロスキ)は必要ありませんし、私の場合は45センチ水槽の時は水量に対して少し大きめの外部ろ過の設置とエアレーションのみで飼育しておりました。水質状態を見ながら水換えだけで十分状態よく飼育が出来ます。夏場の温度管理が一番大変ですが、数匹の魚だけでしたら水質面ではほとんど問題なく飼育が出来ます。ろ材は米粒大のサンゴ砂を使用しておりました。
現在のシステムのろ過に関してはウールBOXが極めて重要な役割を果たしております。解り易く言うとトイレです。きちんと硝酸塩に分解される事はある意味では安全なシステムであると思います。多く蓄積される事だけ気をつければいいからです。サンゴなどの無脊椎水槽では極少量の水の汚れを硝酸塩になる前にプロスキで除去しますが、それ自体のろ過能力はそれ程高くはないのでそれのみでは魚が多い水槽では到底ろ過の効果は期待は出来ません。
ろ過能力は機種により異なるでしょうが、(以前使用したプロスキは目に見えた効果がなかったので止めました。)唯一、殺菌灯だけはやはり水が透き通るほど透明になり効果があります。魚の状態もいいですね。物理的な汚れはウールBOXでほとんど取り除くようにしないとろ材の目詰まりは後々問題になります。ウールBOXはたった1週間でも物凄く汚れているものです。その対策を怠っているとろ材の管理も尚更大変になりますし、そのうちろ材が目詰まりを起し致命傷になりかねません。
以前の水槽時(90センチ規格水槽)は、底面ろ過にして水を取り換えるたびに底砂の毒抜きをしておりました。現在のろ過槽もそうですが、ウールBOXで物理的な汚れをほぼシャットアウトしているお陰でろ材はピカピカの状態、半年ごとの大掃除で十分に維持が可能です。極端な話、ろ材を月に一度軽く洗った位で魚の状態が崩れる事はあまりないと考えられます。デトリタス(ヘドロ)が蓄積し、病原菌の温床になるよりははるかにマシであります。
バクテリアが十分付着したろ材を水槽の水量に見合うだけ確保出来れば、新たに水槽を立ち上げてもすぐに大型ヤッコ等の飼育は可能です。(現在の水槽を立ち上げた翌日にタテキン、ブルーフェイス、マクロスス、ナンヨウハギの合計4匹追加)その数日後に13センチパッサー追加、一年近く経過した現在も皆健在です。)この事から新たに立ち上げる方は、知り合いのアクアリスト、ショップから出来るだけ多くの種砂をわけてもらう事が出来れば何ヶ月と時間を掛ける事なくすぐに大型ヤッコなどを飼育する事は可能ではあります。それと合わせて病気治療も必要な場合が多いと思いますが、それはまた別の話であります。
ろ過槽にろ材を階層的に敷いて行く場合、順序は上になるものほど細かいものになります。(反対にしたり間違わないように・・・)
ウエットろ過とは一種の底面ろ過ですが、ろ過能力は非常に高いものがあります。これを維持するのは定期的なメンテナンス(ろ材の毒抜き)とウールBOXの掃除、水換えで十分であります。硝酸塩の蓄積は水換えで行うのが一番安全確実な方法でしょう。
水槽の水質を定期的に測定しているとある程度蓄積の傾向がわかります。それに合わせ水換えのサイクルも決まって来るはずです。東京の某プロショップでは殺菌灯などもなくろ材の管理と水換えのみで(頻繁には水換えしていないとの事)透き通るほど綺麗に状態よく維持されている所もあります。また高価な器具に頼る必要などありません。器具さえ揃えれば上手く飼育出来るものではないからです。
その証拠に簡素な飼育スタイルで上手く飼育されているアクアリストも少なからずおります。水換えを月一回するのであれば高価な飼育器具に頼らなくても十分に状態よく管理出来ます。器具は日頃の管理を楽にしますが、万能ではありませんし、それで上手く飼育出来る保障もありません。何より愛情をもって日頃のメンテナンス(コケ掃除、ろ材管理、ウールBOX掃除)と水換え単純な事をきちんと怠らずに行う事が一番の飼育管理だと思います。
|
|
|
|
|
◆チョウチョウウオ成長促進計画その後
今年4月の日記で「チョウチョウウオ成長促進計画」を立ててからちょうど3ヶ月が経過しました。その後のチョウチョウ達の成長はそれ程大きくなった訳ではありませんが、比較的上手く行っております。それと海水魚の購入日を記載しているリストを何気なくみたらチョウハンも昨日で1年経過し、飼育しているチョウチョウウオ全て取り合えずは目標の年飼育達成となりました。今後の新たな目標は複数年飼育に段階が上がります。
現在のチョウチョウ達はトゲチョウ(購入時約7センチ)、チョウハン(購入時約5センチ)が約12センチとなりアズファーと同じ位まで成長しております。スダレチョウ(購入時6センチ)現在約10センチ、セグロチョウ(購入時7センチ)現在約11センチのような近況です。
大型ヤッコが多い水槽で
チョウチョウ達を飼育しているのではじめに餌の摂取量が問題になりました。(横取りされてきちんと食べれない)大型ヤッコの圧力、存在感は圧倒的なのではじめて混泳を試みる中で思考錯誤の連続でした。いろいろ試しているうちに一つの結論に達しました。それはチョウチョウには浮遊性の栄養価の高い餌をメインに与え、ヤッコには沈下性の餌をメインに与える事でした。
我が家の餌を与える順番ははじめに海苔を与え、(主にヤッコ、ハギ)チョウはほとんど食べない、それから少量のクリルを(ヤッコがほとんど食べる)、その後、浮遊性の餌をチョウチョウにふんだんに与えます。もちろんヤッコも一緒にかなり食べます。その後沈下性の餌をヤッコ、ハギにふんだんに与えます。与える回数は一日2回ですが、理想はこまめにもっと回数を多く与えた方がチョウ達にはいいでしょう。
2回でもチョウチョウ達のお腹は常にふっくらして背肉もしっかり付いております。トゲチョウ、セグロチョウは背ビレが少しづつ伸びて来ました。(下記写真でも分かるように?お腹の辺りもふっくらです)やはりチョウチョウは価格は安価でも繊細でとても綺麗です。海水魚飼育の王道と言われるだけの事はあります。ヤッコと一緒にゴチャゴチャ泳いでおりますが、どの個体もヒレの欠損もありません。ただ色彩が似ているせいかトゲチョウと、スダレチョウは相性がよくありません。今後はこれからの夏本番を無事乗り切る事です。
話は少しかわってチョウチョウを飼育してみて思う事は、初心者の方が安易に価格が安い、綺麗だからと言う理由でチョウチョウウオを購入されますが、現状はほとんどが☆だと思います。初心者には飼育はほとんど無理です。理由は、餌付けが出来ない、状態の見極めが出来ない、水質管理が出来ない、病気治療が出来ないからです。この4つをクリア出来ないと飼育は難しいと言う事です。ポリプ食のチョウなど最たるものです。ベテランのアクアリストでも困難を極める種類を平気で購入されているのは???知識がないので仕方がない事ですが、平気で販売するショップの姿勢が一番宜しくありません。ほぼ99.9%すぐに死ぬのがわかっているのに現状はそうだと思います。同じ種類のチョウでも値段が極端に違うのには必ず理由がありますし...価格が安価だからと言って飼育しやすい???などではありません。安価なもので飼育が難しい種類が多いのも事実です。☆になる前に安価にして販売しちゃえ?など当たり前?です。(当たり前ではないにしても多いのは事実だと思います。)
そうは言っても私もポリプ食のチョウは購入した事はありませんが、飼育当初は簡単といわれるチョウでも同じような過ちを何度となく経験しました。そうそう簡単ではありません。誰しも通る道?なので仕方がないのでしょうか?事前に知識を吸収し生かす事も大切な事だと思います。段階を踏んで徐々にステップアップする事が早く確実に飼育できる近道だと思います。ただ海水魚の場合、スズメダイ科の魚とそれ以外の種類の魚の飼育難易度に開きがあるのその辺も難しいと言われるのだと思います。
少し過激な事を書きましたが、無駄に生体を消費?し続ける事は好ましい事ではありませんし、書籍等でも○○チョウは飼育容易などと記載してありますが、あれって?本当の情報ですか?ベテランのアクアリストさん達に伺うと口を揃えて「チョウチョウは難しい」と言いますよ...確かに...
|
|
|
|
|
◆マクロスス隔離
先月の末からマクロススを45センチ海草水槽に隔離しております。深刻な問題ではなかったのですが、クリスルスが警戒して岩陰から出てくる回数が減ったのでクリスルスを優位な立場にする為に1ヶ月程隔離する事にしました。
相変わらずマクロススとアズファーの相性も悪く立場が逆転したのでこれも解消する狙いがありますが、この点に関しての改善は今後も無理だと思います。(改善しようがありません)
先日、隔離ケースに入れて濾過層に入れておいたら狭いスペースの為、数日で見事にリムフォを発症してしまいました。このことからも大型ヤッコの場合は特に輸送等で狭いスペースに閉じ込めストレスを与えると数日でリムフォになります。皆さんご存知のように海外から長時間かけて空輸されてくる場合、リムフォに罹っている大型ヤッコが多い(もしくは到着してから発症する場合が多い)のは周知の事実であります。
しかし口の付近などで発症し餌が食べられない場合を除き1ヶ月ほどで自然に治るケースがほとんどなのでこれについてはほとんど心配いりません。一度完治すると再発もあまり心配ないので深刻な事態になるケースはまれにしかないと思われます。我が家のクリスルスも到着してすぐに発症しましたが、現在は綺麗に完治しました。
今までマクロススは我が家の大型ヤッコの中では一番弱い立場だっだのですが成長とともに頭角を現しつつあります。現在クリスルスの成長速度がよく判らないので今後の両者の関係が判断出来ませんが餌食いをみている限りでは相当タフな魚だと思います。他のヤッコが1個やっと食べている大きな粒餌を2個まとめてバクバク食います。食べる量も半端ではありません。お陰でお腹のあたりは常に凄い事になっております。(パンパン)
以前の日記でも掲載したが、飼育難易度はこの食性をみれば大体わかります。食が細い生体ほど難易度が高い事になります。(状態維持が難しいと言う事です)その点ではマクロスス、クリスルスは他の魚達よりも早く成長する素質をもっているものと思われます。同じ仲間でもアズファーだけは食性がそれに比べたら細いので成長もゆっくりのようです。
また混泳水槽では混泳相手に対するストレス耐性も見極める必要があります。魚個々の性格、力関係などを見ていると非常に興味深い事がわかります。他の魚に遠慮せずに餌を食べる事が出来るか?ストレスに弱い魚は嫌いな魚に対する警戒心が強くそれゆえ食べる量が少ない、もしくは拒食して食べないなどのケースになります。一見心配がなさそうに見えても後々問題になるだろうと予測されるケースもあれば、今現在、問題でも数日の隔離などで問題なく混泳出来解決に向かうケースなどいろいろあります。
話がそれたのでマクロススの話に戻りますが、この種では東アフリカ産が有名で綺麗との事ですが、この個体はブリードです。マクロススは状態次第で体色がころころ変わります。状態が思わしくないと黄色い三日月の部分や体色が白っぽくなり冴えない色彩になります。反対に状態が良い個体は濃いブルーになり三日月も黄色でとても綺麗になります。混泳状態、飼育者の管理状態がはっきり現れます。混泳水槽ではその水槽のボスは大体が状態、色彩が良く、反対に弱い立場の魚は冴えない色彩になる事も多い気がします(魚種にもよりますが...)。このマクロススは以前は虐められていたので冴えない色彩でしたが、最近は大きくなり虐められる事も少なくなったので色彩も濃く綺麗になって来ました。しかしスレッドは他の魚にかじり取られ再生しつつありますが、当分時間が掛かりそうです。この個体もじっくり状態良く飼い込むとかなり綺麗になりそうですが今後は???里子に出さずに済めば良いのですが、こればかりはわかりません。
|
|
|
|
|
◆ショップ巡り
本日は用事があったついでに久しぶりに地元のショップ巡りをしました。3店舗をまわりましたが、かれこれ1年振りでしょうか?あまりに過去の事で記憶が定かではありません。
久振りにウキウキしてじっくりみて来ました。とはいっても我が家の水槽はすでに定員になりましたので購入する予定はまったくありません。アクアリストとしては他の海水魚をみれるだけで満足であります。
最初は海水魚専門店に行きました。今までの印象では状態が比較的良いというイメージがあったのですが、じっくり観察してみると状態の良い魚はそう多くはないものですね。今に始まった事ではないのですが、スズメダイ科の魚は問題ないでしょうが、それ以外の種類の魚を訳も分からず購入していたら幾らお金があっても足りないと思いました。一週間もたせるのがやっとと言う魚も少なくありません。これらの魚を購入する人がいるんだろうな〜(自分も以前は購入していたんだろうな〜)と思うと...(それ以上は言えません)
その後2店舗に行きましたが、やはりシビアな見極めが必要な事は言うまでもありません。ショップの立場になってみると頻繁に魚が入れ替わる水槽はホント管理が大変だろうなと思いながらみて来ました。生体選びに自信がない場合はショップの人に選んでもらうといいと思います。それでも頻繁に魚が☆になる場合はショップを変える事をお勧めします。(それ以前の事も多いですが...)状態の良い生体を購入し初期段階できちんと管理していれば上手く飼育出来る場合が多いものです。(一部飼育困難種は除く)
いずれにしても生体の状態を見極める「目」を日々養う事がアクアリウムライフを楽しいものにする第一歩だと思います。(あまり偉そうな事は言えませんが...)でもそれはある程度の期間、飼育をして日頃の観察を怠らなければ誰にでも出来る事だと思います。
(でもなぜかうちの金魚は長生きしません。)管理能力不足?欠如? |
|
|
|
|
◆本日の混泳風景(動画)
クリスルスもわがやに来てから1ケ月が無事経過しました。心配された白点病もここまでくればそうそう簡単には発病しません。マクロススも数日前から本水槽に移しました。クリスルスはまれに追い払われております。しかしマクロススはパッサー、パウダーブルーにかなり虐められてますのでそれどころではないようです。かなりタフなのでバランス的には丁度良い気もします。(この程度はほったらかしです。文章では説明出来ません。経験と感?)大事には至らないからです。虐めにはパワーバランスのとれる虐めと、ヤバイ虐めがあります。
それはどういう事かと言いますと、マクロススの成長に伴いアズファーとの力関係が完全に逆転しました。時折追い払ったり虐めたりしております。(今後の問題になりそう)またクリスルスにも攻撃する事があります。それが、パッサーがいるお陰でそれらの問題がかなり緩和されます。(さすがに強いです)
パッサーとクリスルスは隠れ家も一緒で水槽の中央下の一番いい場所に陣取っております。2匹はケンカする事もありません。(相性はかなり良いです)重なりあっていても問題ありません。今後も同じような成長速度であれば問題が起きる事はあまりないと考えられます。ちょうど飼育当初からのタテキンとの関係のようにです。
しかし今後の一番の問題はマクロススの成長速度と他の魚(アズファー、クリスルス)との相性にあるような気がします。場合によってはマクロススを里子に出す事も視野に入れて今後の成り行きを見守りたいと思います。
パッサーの場合は他の魚の成長と共にサイズ差が近づきパワーバランスが取れるようになりました。(ある程度予測済み)しかしマクロススの場合は逆にサイズ差が拡大するからです。これでは少しの期間隔離した所で解決出来る可能性は低いと考えられます。
マクロススは6センチ程度で購入しましたが、(他の魚は10センチ前後) それでも一年足らずであっと言う間に追い越す勢いです。(現在14〜15センチ)昨年の8月末に購入ましたので。約10センチは大きくなる計算です。来年の今頃は???恐ろしい限りです。
いずれにしてもかなり計画的に魚を追加して来ましたが、予想外の事も多くなかなか上手く行かないものですね。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(c) 2004-2005 marine aquarium all rights resreved |
|