今年最後の日記になりました。海水魚飼育に関しては特別な問題もなく比較的順調?だったと思います。維持がメインの年になりました。
そうは言いながらも新魚の追加もそれなりにあり、春先のニシキヤッコ、ブルーエンゼル、ホンソメ、秋から冬にかけてはチョウチョウウオを3匹追加しました。数匹の新魚が未熟な管理の為に犠牲になりましたが、初期導入飼育の見直し、改善に活かす事が出来たのでは?ないかと思います。
個々にはニシキヤッコは完璧な状態を維持、ブルーAは14〜15センチにまで成長し購入時の3倍ほど、レインフォーズBはもう大丈夫でしょう。他のチョウ2匹の状態は良いのですが、人工餌を未だ食べないので、これはこの先どうなるのか?わかりません。最終的にはもう1〜2枚チョウを追加したいと思います。
だれがみても過密飼育ですが、これはこれで維持管理のポイントを心得ているつもりです。今に始まった事ではないのでそれほど心配しておりませんし、それなりの根拠や自信がなけば新魚など追加はしません。
海水魚飼育ビギナーのうちは新魚を追加するたびに白点病との戦いでした。現在の水槽にしてから3年目、この間にほとんどの魚を購入しましたが、只の一度も硫酸銅(銅イオン)は使用しておりません。(硫酸銅治療を否定している訳ではありません)低比重、GFGでの治療です。この一年は新魚もそれなりに追加しましたが、一度も病気を出すことなく過ごすことが出来ました。
維持に関してはメンテナンス、水質管理が適切に行われているのだと思います。新魚はトリートメント方法の確立が寄与しているものと思われます。単独のトリートメントタンクでの検疫、治療などです。これを行わずして、いきなり本水槽にドボンなど論外です。少ない数の魚を飼育するだけなら偶然に飼育できる事もあるでしょうが、確実に乱舞させたいのなら必須条件になると思います。新魚と言えどもある程度飼育のポイントがわかると白点病は簡単に完治ますし、それすら出なくなります。
海水魚飼育のポイントは感染病を本水槽に持ち込まない事、水質、温度の維持管理です。大型ヤッコの乱舞の場合は無駄な争いを回避するために隠れ家の確保(レイアウト)これも重要なファクターになると思います。
秋に一度見直し、さならるスペースの有効利用を考えました。岩を自分のイメージしたサイズ、形に金ノコでカットし、より有効なレイアウトにしました。狭い水槽内を最大限に活かすためには工夫が必要で、無駄に大きな岩は水量を減らし水槽スペースを狭くします。
自分の気に入った大きさや形の岩は少ないもので、組み合わせ方によっても大きな差がでます。私は大型ヤッコの乱舞、長期飼育にレイアウトを軽視する事は出来ないと考えております。なにより争いを軽減し安心して住める環境確保が課題です。見栄えも含めて今後も改善するポイントの一つです。
いずれにしても、来年も地道に無理しない程度に維持し海水魚飼育をささやかな楽しみにしたいと思います。
今年一年間ご覧頂き有難うございました。
(20センチクラスの大型ヤッコが乱舞する中、我が物顔で泳ぐ?レインフォーズバタフライ、右下) |