タルマコーラルフィッシュが到着して10日ほどが経過しました。当初は白点が数個みられましたが、それも数日で消えヒレも透き通るように綺麗になりました。チョウチョウウオ飼育では新魚の白点病治療はごく当たり前、最初の儀式のようなものですからね。
チョウチョウと言えどもトリートメントを確実に行うことによって本水槽への投入後、白点病に悩まされることはほとんどなくなりました。今後の課題は”人工餌への移行”、”混泳”この2つが重要なポイントになりそうです。
現在、タルマコーラルFは背肉が少し落ちているのが気がかりですが、餌付けは比較的順調?で数日前からシュアーを突きはじめ、乾燥ブラインなら追いかけて食べるまでになりました。まだまだ安心できる状態ではないので人工餌をしっかり食べるようになって背肉が戻ってくるまで根気強く管理したいと思います。(口で言うほど簡単ではありませんが...)
チョウチョウウオの中でも底生の小型無脊椎類を食べる種の餌付けには、ブラインシュリンプや赤虫などの冷凍餌も有効ですが、その次の段階の餌としては下記の乾燥ブライン、赤虫なども効果を発揮します。わが家のツーアイコーラルFは冷凍赤虫を好んで食べ現段階での主食、次のステップとして乾燥ブラインは食べませんが、乾燥赤ムシなら食べるようです。
種の食性や個体個々で好みが異なるので、好んで食べる餌をみつけてやり、体力を維持し環境に適応させることが大切なことだと思います。合わせてこまめな給餌も欠かせません。冷凍餌を多く与えると水を汚すのでシビアな水質管理が要求されます。わが家のトリートメントタンクは脆弱な設備なので、この時期は3日おきに3分の1程度の水換えを行っております。
最近、餌の種類を数えたら乾燥餌だけで10数種類あるようです。少し増えすぎたので早めに使い切って絞込みをせねば...鮮度が落ちますからね。(苦笑い)しかしチョウ飼育は手間隙がかかります。まあそれもささやかな楽しみの一つでもあるのですが... |