昨年末からチョウチョウウオを数匹追加して来ましたが、その途中経過を掲載したいと思います。
新魚のタルマコーラルフィッシュですが、一ヶ月が経過し背肉が戻ってきました。粒餌等は食べないので現在の主食は乾燥ブラインになります。餌食い、動きも悪くないので比較的安定していると思います。状態は完全に落ち着きました。本水槽と飼育温度差があるのでしばらくトリートメントタンクで過ごしてもらいます。
それと、レインフォーズB、チェルモンはだいぶ太ってきました。この2匹は長期飼育が可能かも知れません。無事に夏場を乗り切ればの話ですが...ツーアイコーラルFはわが家の個体はチェルモンより飼育が難しいと感じます。状態は決して悪くありませんが、人工餌には興味を示しませんし、独特の雰囲気をもっています。なかなか太りません。結構手強いです。
コラディオン(Coradion)属はチョウチョウウオの中でも謎が多く、いちばん生態の知られていない種とも言われております。チョウチョウウオに限らず海水魚は体型や口の形状などで泳ぎ方や行動、どんな食性であるのか?など様々な傾向がわかると思います。
海水魚飼育につき物の白点病ですが、昨年のニシキヤッコ、ホンソメ、ブルーエンゼル、今回のチョウ3匹、アトランティックブルータンと7匹追加してきましたが、この間、一度も本水槽では発病しておりません。トリートメントを行わなければ1匹追加しただけで、ほぼ100%発病は覚悟しなければなりません。例えクリアできても次回以降その都度不安定な飼育が続くことになります。
改めて別水槽でのトリートメントの重要性を認識しました。新魚を追加したからといって先住魚を落としたりする不安はほとんど感じません。検疫、治療はとても大切な事です。どんなに状態がよさそうに見えても見た目では判断できませんからね。これだけ追加しても本水槽への投薬は一年半近くありません。
お蔭で、エビ(ホワイトソックス、スカンク)も非常に状態良く飼育できております。薬品(銅イオン、GFG)を使用した水槽では、これらはしばらく飼育できませんし、ある程度(数ヶ月)経過しても残留していると不調をきたしたり、長生きしません。
この調子でサンゴもどんどん追加できそうです。(ウソですよ)
魚専用水槽だから、過密飼育だからと言って薬漬けにすることなどもありません。ただ、魚が多いと水質管理(水換え、ウールBOX掃除、ろ材のメンテ)が大変であることは確かです。中途半端な管理では維持は到底困難でしょう。
偉そうな事を書いておりますが、そういう私も飼育当初は新魚追加のたびに白点が出た?とか、消えたとか?また落ちました。そんな繰り返しでした。スリルを楽しみたいのならいいのですが、お金も時間ももったいないので、確実な飼育をして安心して優雅に?鑑賞したいものです。もちろん魚の命がいちばん大切なのは言うまでもない事です。 |