年末に水換え後、今年はじめての掃除を行いました。水槽底、側面のコケが目立って来たので丁寧にスポンジで落とし、飾り岩は全て取り出しブラシでコケを落とし、熱湯消毒しました。
以前は岩に付いたコケを多少残していたのですが、最近はほぼ取り除き水槽内はピカピカの状態にした衛生管理を行なっております。早い話、ろ材にわいたバクテリア等(雑菌も含む)以外は外部に排除するような方法をとっております。賛否両論あろうかと思いますが、ろ材も定期的にデトリタスを取り除き見た目綺麗な状態に保つようにもしております。
ろ材の定期的な掃除でも魚の状態が崩れる事は、まずありませんし、長い間に蓄積されたデトリタス等の物質もほとんどないので万が一舞い上がる心配もありません。デメリットは手間隙が掛かる事です。かなりマメな掃除が必要な事は確かです。好きでやっているので苦にはなりませんが...魚が多い水槽では掃除を怠ると直ぐにコケだらけになります。
毎日の日課はphの確認と記帳、温度の確認これだけは欠かした事がありません。温度調整はダイヤル式ですが、テープで止めて誤って触れた時にでもダイヤルが回らないようにしております。定期的に接点不良を起さないようにグルグル回す事も大切です。
ヒーター2本ですが、これも定期的なチャックが欠かせません。もちろんサーモスタット、ヒーターの予備も常時置いてあります。もっとも初歩的ですが、とても重要な事です。万が一これで全滅など洒落になりませんし、言い方は悪いのですが、今に始まった事ではなく今まで腐るほど事故が多いので細心の注意を払う必要があります。餌はメンテナンス等でメインポンプを止める作業がある時は与えません。(水が汚れるので)
また、本水槽の掃除後、数時間してコケがウールBOXに溜まった所でウールBOXも取り出しウールの洗浄、熱湯消毒、BOXごと綺麗に洗って再設置、全てのスイッチ類を確認して作業終了となりました。ここでもスイッチの入れ忘れも決して珍しくありません。2度、3度と確認するクセつけましょう。
海水魚飼育は初歩的な事を確実に行なう事がとても大切だと思います。水換えの水も(お湯や煮沸したものは使用しない)、RO水、もしくは水道水の場合は塩素を抜いて(アクアセイ○)等によって重金属の無害化、体表、エラの保護をし、比重合わせ、温度合わせ、エアレーションなどをしっかり行い、ある程度の時間を掛けて水合わせを行う事が基本的な事になると思います。しかし面倒なので何らかの手抜きをし、それが原因で☆になる事は十分考えられますし経験された方も多いのではないでしょうか?(偉そうな事を言う筆者も経験者)
何事もそうですが、一日一日を大切に確実に飼育する事が長期飼育の第一歩に違いありません。今後も出来ればモチベーションを維持しつつ、そうならないように管理を行いたいと思っております。私のモチベーションを保つ秘訣はHPを更新する事、新魚を購入する事ですが、いつもの東京のショップに昨年末から予約していた魚を3月以降に発送して頂く事にお願いしました(当然入荷待ちの状態)。春になるのがささやかな楽しみですが、今後も無理しない程度に気長に気楽に楽しみたいと思います。
(写真下、本日のメンテナンス後の様子、皆元気に泳いでおります。)
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